今こそ始める副業ドライバーの仕事解説

今こそ始める副業ドライバーの仕事解説

副業を始めるタイミングは様々ですが、昨今の状況から検討を始めている方が多いと思います。
男ワークでは過去の応募状況から特に人気のドライバーについてスポットを当てて仕事内容から副業で働く場合のメリット・デメリットについてまとめました。
残念ながら男ワークで直接取り扱っていない仕事もありますが、その場合は関連サイトにリンクしていますのでそちらを参照してください。 最終更新日:

副業ドライバーの仕事は大きく分けて2種類

ピースサインをするサラリーマン

ドライバーの仕事を探す上で気をつけたいのはその仕事内容。
大きく2種類に分けられます。
仕事内容はもちろんのこと資格等もそれぞれ違います。

人を運ぶ副業ドライバー
1つ目は運ぶ・乗せる対象がである副業ドライバー。
送迎ドライバー、タクシードライバーなどがこれにあたります。
仕事によっては自分自身が所有する車を使って仕事を行うこともあります。
物を運ぶ副業ドライバー
2つ目は運ぶ対象がである副業ドライバー。
運送・配送トラックなどがこれにあたります。
運転する車両のサイズによって必要な免許が変わるので少々ややこしいです。

以下、個別の副業ドライバーの仕事内容やメリット・デメリットについて解説していきます。

人を運ぶ副業ドライバーの仕事解説

※同じ仕事でも店舗によって違いがあります。詳細は各店にお問合せ下さい。

デリヘルドライバー

人を運ぶ副業ドライバー「デリヘルドライバー」

どんな仕事?

ナイトワーク業界の副業ドライバーとして最も需要が多く、最も人気の仕事がデリヘルドライバーです。
お客様の元へデリヘル嬢(風俗嬢)を送り届ける独自のサービスを提供するのがデリバリーヘルス。
その根幹を支える存在としてドライバーは特に重要な存在です。

店舗スタッフの指示の元、お客様が待つ自宅やホテルまでの送迎を行います。
各店で出張可能なエリアが設定されている上、遠くなればなるほど出張費が高くなるので、よほどの理由がない限り遠方からの利用は少ないです。
そのため、1回の送迎距離はそれほど遠くありません。
比較的短い距離で回数をこなす働き方が主流です(都心部は特に)。

同時に複数のデリヘル嬢を乗せて送迎を行うことは基本的にありません。
よほどドライバーが足りない、目的地が同じ送迎が重なった場合を除いて1人のデリヘル嬢だけを乗せて送迎します。

働ける時間は?

デリバリーヘルスは現在の風俗業界において、唯一営業時間に制限が設けられていない業種です。
他の業種では不可能な深夜営業も問題なく、24時間営業の店舗も実際にあります。

営業時間が長いと言うことは副業ドライバーとして働ける時間の選択肢が多いと言うこと。
忙しい時間(ドライバー需要が高い)はやはり夜。
深夜帯での利用も多いです。
昼間に働いている人の副業として最も適した時間帯に求人需要が高いのが特徴です。

使用する車は?

送迎に使用する車は副業ドライバー自身が持ち込むのが主流です(自身が所有する車を使う)。
デリヘル嬢は助手席ではなく、後部座席に乗るのが基本です。
そのため、2人乗りの車や後部座席が極端に狭い・乗り込みにくい車では送迎の仕事が出来ない可能性もあります。

必要な免許・資格は?

普通の運転免許で働けます。
人を乗せて目的地まで運ぶ仕事である点はタクシードライバーに似ていますが、デリヘル嬢(風俗嬢)から運賃を徴収していません。
そのため、2種免許がなくても問題ないのです。

その他の特徴

デリヘルドライバーは常にデリヘル嬢を送迎しているわけではありません。
デリヘル嬢を待機所やお店まで再度送迎(帰路)するために近くで待たなくてはなりません。
これら送迎の合間の時間は「待機」と呼ばれます。
待機中は車から離れない・連絡がすぐ取れる状況であれば何をするのも自由です。
当然ですが、待機中も給料は発生しています。

お客様の元へ向かうデリヘル嬢は車内でメイクを行う場合があります。
その時、無意識に車内を汚されてしまうかもしれません。
配偶者にデリヘルドライバーの副業の件を秘密にしている場合は要注意です。

副業にデリヘルライバーを選ぶメリット・デメリット

メリット
普通免許のみで就業可能(2種免許は必要なし)
営業時間が長い(最長24時間)ので働ける時間の選択肢が多い
夜間のみ、週末のみなど副業として働きやすい
常に送迎を行うわけではなく、指示待ちやデリヘル嬢の戻り待ちなど待機時間がある(待機中も給料発生)
ガソリン代は別途支給がある(100%の店舗ではない)
デメリット
車の持ち込みが出来ないと働ける店舗がかなり制限される
持ち込みの車種によっては働けない場合がある(後部座席が使えない、狭いなど)
車を汚される場合がある

男ワーク内にデリヘルドライバーを取り上げた特集・解説記事は多数ありますのでそちらも参考に。

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キャバクラ送迎ドライバー

人を運ぶ副業ドライバー「キャバクラ送迎ドライバー」

どんな仕事?

仕事を終えたキャバ嬢を自宅まで送り届けるのがキャバクラ送迎ドライバーの仕事です。
店舗によっては出勤時にお店まで送る仕事も担当します。

キャバ嬢が閉店まで働いた場合、ほとんどは終電を逃してしまいます。
当然働いているキャバ嬢全員が徒歩圏内の近所に住んでいるわけではありません。
また、仕事でお酒を飲んでいる上に夜の街での女性の一人歩きは危険です。
キャバ嬢を安全に自宅まで送り届けるのがキャバクラ送迎ドライバーの使命です。

働ける時間は?

仕事内容の都合上、閉店間際からのスタートです。
キャバクラの営業時間は基本的に24時まで(一部地域では25時まで可)。
そのため、仕事はおおよそ23時頃から始まり、所属・送迎する人数にもよりますが3〜5時間ほどです。

開店時の送迎の場合は各店の営業開始時間に左右されますが、おおよそ19時前後から始まります。

使用する車は?

デリヘルドライバーと同様に使用する車は副業ドライバーが持ち込むのが一般的です。
異なる点は乗車人数。
効率的に送迎するために目的地が近いキャバ嬢を数人まとめて乗せる場合があります。
そのため、持ち込みする車は乗車可能な人数が多い広めの車が望まれます。

必要な免許・資格は?

デリヘルドライバーと同様に人を乗せて運転する仕事ですが、キャバ嬢から運賃を貰っているわけではないので2種免許は必要でなく、普通免許だけで働けます。

年齢制限は基本的にありませんが、店舗によっては若い男性を拒む場合があります。
理由としては若い男女間で恋愛関係になられると困るため。
男性側も最初からそれが目的で働こうと考えている人もいるのでその予防策です。

その他の特徴

キャバクラにはアフターがあります(営業後、お客様と一緒に遊ぶ)。
そのため、送迎業務自体が日によって少なくなる・無くなる場合があります。
時給制の場合はその分稼ぎが減ってしまいます。

キャバ嬢は仕事でお酒を飲みます。
仕事上の飲酒なので基本的に泥酔するような人は少ないです。
しかし、大量のお酒が振舞われるイベント時には羽目を外して酔っ払うキャバ嬢もいます。
また、新人キャバ嬢は自身の適正量が分かっていないことが多く、最初のうちは酔っ払いがちです。
過度の飲酒をした人が起こす車内でのトラブルといえば…嘔吐です。

副業にキャバクラドライバーを選ぶメリット・デメリット

メリット
昼間に本業がある人の夜間副業に向いている(開始時間と短い就業時間)
普通の運転免許で働ける(2種免許必要なし)
デメリット
車内を汚される場合がある
泥酔したキャバ嬢の介抱など送迎以外のことをしなくてはならないことがある

男ワーク内にキャバクラドライバーを取り上げた特集・解説記事は多数ありますのでそちらも参考に。

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運転代行ドライバー

人を運ぶ副業ドライバー「運転代行ドライバー」

どんな仕事?

運転代行とは車を運転できない理由が発生した所有者に代わり、指定場所までその車を運転する仕事です。
運転できない理由の大半は飲酒によるものです。

運転代行ドライバーの仕事が注目されるようになったのは2000年代半ばです。
この時期に飲酒運転による悲惨な事故が相次ぎ、罰則が強化されました。
飲酒する側も、酒を提供する店側も飲酒運転をしない・させないための手段として運転代行サービスの利用が増えていきました。

運転代行ドライバーは基本的に2人1組で仕事を行います。
代行車(お客様の車)がある場所までは随伴車に乗って移動します。
着いたあと、1人は代行車にお客様を乗せて運転し、もう1人は随伴車で追従します。
目的地までの運転が完了したら代行車を運転していたドライバーは再度随伴車に戻り帰路につくか、別の仕事場所まで移動します。

働ける時間は?

運転代行会社によっては24時間営業していますのでその中から自分で働ける時間を選択できます。
但し、需要の問題から夜間〜深夜がメインとなるでしょう。
※昼間の場合、自宅へ帰るだけであれば運転代行以外にも公共交通機関など別の方法があるため。

使用する車は?

随伴車に使用する車はドライバーの持ち込みの場合が多いです。
会社側で車を貸し出してくれる場合もありますが、持ち込み出来る方が別途手当が支給されたり、出勤機会が増えたりと重宝されます。

必要な免許・資格は?

運転代行の仕事には2種類のドライバーが存在します。
1人は代行車を運転するドライバー、もう1人は随伴車を運転するドライバー。
運転する仕事に大差はありませんが、必要な資格は異なります。

前者の場合、代行車には元々の所有者を乗せて運転するため2種免許が必要になります。
これはタクシードライバーなどにも求められる免許で、普通免許よりも高度な知識や技術が求められます。

後者の場合、随伴車には同僚であるドライバーを乗せるだけなので2種免許は必要なく普通免許だけでも働けます。
別途資格が必要ないので副業として働くならこちらです。
但し、代行車を運転できるドライバーが存在しないと仕事が成立しないので働ける機会は制限されます。

その他の特徴

給料は完全歩合制が多いです。
歩合の割合は2種免許を持っているドライバーの方が高い場合が多いです。

副業に運転代行ドライバーを選ぶメリット・デメリット

メリット
運転代行の会社は24時間営業が多く、働く時間の選択肢は多い
車の持ち込み(随伴車)が必須ではない。持ち込みが出来る場合は手当がある
条件付きとは言え、普通免許だけでも働ける
デメリット
2種免許を持っているかどうかで勤務機会や収入に差がでる
利用者は多くの場合で飲酒しているので酔っ払いとのトラブルが発生することがある
歩合制が多く、閑散期は拘束時間のわりに稼げない

タクシードライバー

人を運ぶ副業ドライバー「タクシードライバー」

どんな仕事?

言わずと知れた、人を乗せて運ぶドライバー仕事の代名詞。
お客様を目的地まで安全に送り届ける仕事です。
単なるドライバーとしてだけではなく、時には観光ガイド的な役割を担うこともあります。

働ける時間は?

タクシー会社自体は24時間営業が可能です。
都市部であれば深夜帯の需要は多いので実際に24時間営業している会社もあります。
逆に地方の場合は深夜の営業を行っていないことも多いです。

副業としてタクシードライバーを選択した場合、好きな時間に働けるかと言うとそうでもありません。
後述する車の運用の関係上、ある程度まとまった時間の勤務を求められます。

使用する車は?

タクシー会社が所有する車を使います。
自分だけが使用するわけではないので整理整頓・清潔を心掛けましょう。

必要な免許・資格は?

普通免許だけではタクシードライバーの仕事は出来ません。
2種免許が必要です。
気軽に副業として働くのにはちょっと向いていません。

その他、ある程度の土地勘は必要です。
タクシーを利用するお客様の目的地は千差万別。
ある程度はお客様にサポートを依頼できますが、毎回それに期待するわけには行きません。
最低限の場所(駅、名所)は把握しておきましょう。

その他の特徴

タクシードライバーの給料は歩合制がメインです(基本給が存在する場合もある)。
ドライバーの売上の約半分ほどが会社の利益となります。
そのため、会社としては所有する車両はとにかく稼働させたいと考えています。
※車庫に入ったままの車は全く利益を生まない。
タクシー会社の思惑と副業ドライバーが望む働き方には時にミスマッチが発生してしまいます。

副業として働けるタクシー会社、実はそれほど多くはないです。
とは言え、最近では上記の運転代行などに人を取られてドライバー不足に陥っているタクシー会社もありますので問合せをしてみる価値はあります。

番外:個人タクシーは副業で働ける?

タクシー業界には会社組織で運営されているものの他、個人タクシーがあります。
個人で働けるため副業に向いてはいますが、現在は新規参入に規制がかかっているため開業は容易ではありません。

開業するには、その権利を持っている人から買い取るか譲渡してもらう必要があります。
また、10年近いタクシーや類似の運転業務を行っていた経験も必要です。
ちょっとした思い付きで副業として個人タクシーを始めるのはほぼ無理です。

副業にタクシードライバーを選ぶメリット・デメリット

メリット
副業として働く場合は特になし
デメリット
副業可の求人があまり多くない
完全歩合制の求人もあり、暇な場合は全く稼げない
2種免許が必須
運転技術以外に土地勘やコミュニケーション能力も求められる

物を運ぶ副業ドライバーの仕事解説

続いては物を運ぶドライバーのお話。
前述の人を運ぶドライバーに比べると運ぶ物以外の違いは少ないです。

軽貨物(配送)ドライバー

物を運ぶ副業ドライバー「軽貨物ドライバー」

どんな仕事?

軽貨物ドライバーとは契約した企業の配送業務を行うドライバーです。
最もわかりやすいのが宅配便。
ネットで購入した商品を自宅まで届けてくれているのが軽貨物ドライバーです。
某大手ショッピングサイトではデリバリープロバイダとも呼ばれています。

配送先は個人だけとは限りません。
企業間での材料・商品・備品なども運びます。

大型トラック・長距離トラックのドライバーとは違い、ある程度決められた範囲内での仕事がほとんどです(担当エリア)。
個人配送(宅配便など)は最初のうちは住所・建物名などを覚えるのが大変ですが、慣れればスムーズに仕事できます。

働ける時間は?

軽貨物ドライバーとして働く場合、基本的に個人事業主として仕事を請け負います。
従業員ではないので、自身のペースで仕事ができますがある程度は依頼主の要望に対応しないと仕事が回ってこなくなる可能性があります。

使用する車は?

軽貨物ドライバーとして働く場合の最大のネックは車両です。
扱うのは軽車両。
軽自動車とは異なりますので注意が必要です。
物を運ぶ仕事のため、積み下ろしをするための開口部の広さ、積み込めるスペースの広さがポイントです。
詳しくは外部サイト軽貨物車と軽乗用車、何が違うの?…法規上の違いをホンダN-VANとN-BOXで比較を参照

軽貨物に該当する車両を持っていたとしてもそのままでは働けません。
別途、仕事として使うための届出を行わなくてはなりません。
いわゆる「黒ナンバー(貨物軽自動車運送事業)」です。
軽車両を持っていない場合は依頼主からレンタルする事もできます。
当然タダではないので毎月その使用料を支払わなくてはなりません。

必要な免許・資格は?

特殊な免許が必要かと思われますが、使用するのが軽車両だけなので普通免許だけで問題なく働けます。
数ある運送系の仕事の中では資格面のハードルはかなり低いです。
そのため、副業として始めやすいです。

副業に軽貨物ドライバーを選ぶメリット・デメリット

メリット
個人事業主となるので働く日は自由
普通免許だけでも働ける
一定のエリア内の仕事が主なので慣れれば楽
デメリット
軽車両が必要。レンタルも可能だが副業の場合は損の方が大きい
車両がある場合でも商業利用のための届出が必要
他のドライバーと仕事の取り合いになるので副業で安定して仕事があるかは分からない

引越しドライバー

物を運ぶ副業ドライバー「引越しドライバー」

どんな仕事?

住居を移す人の家財道具を運ぶのが引越しドライバーの仕事です。
1年のうちでも3月〜4月が繁忙期です。

働ける時間は?

週末だけ、などの働き方は可能です(特に繁忙期など)。
但し、1日うち数時間だけなどは難しいです。
引越し作業は時間どおりに終わらない可能性が往々にしてあり、ドライバーが途中で抜けるわけには行かないからです。

使用する車は?

会社が所有する車を使います。
基本的に車の心配はいりません。

必要な免許・資格は?

単身・小規模の引越しで使用される2トン未満のトラックであれば普通免許で働けます。
他のドライバーと違い、運転だけを行うわけではありません。
引越しの作業も行わなくてはなりません。
体力面にある程度自信がないと厳しいかも

副業に引越しドライバーを選ぶメリット・デメリット

メリット
募集が比較的多く、繁忙期であれば週末だけでもOKな求人も多い
トラックのサイズ制限があるが、普通免許でも働ける
デメリット
ドライバー業務だけではない。積み下ろしの作業もある
ある程度体力に自信がないと難しい
時間制の仕事ではないので案件をこなさないと仕事は終わない

まとめ

人と物を運ぶドライバー業務を副業の観点からまとめました。
意外にもナイトワーク系のドライバー業務の方がハードルも低く始めやすい傾向がありました。
お金が足りない、もっと欲しい方はこの機会に副業としてドライバー業務を始めてみてはいかがでしょうか。
その際は男ワークをぜひ活用下さい。

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