「辞めます!」と言ったら辞められる?風俗業界の退職について

「辞めます!」と言ったら辞められる?風俗業界の退職について

最終更新日:2018/7/10

質問

将来飲食店を経営したいという夢がありまして、資金稼ぎのために給料の良い風俗業界への転職を考えています。
しかし、風俗業界は一度働くとなかなか辞めにくい、辞めるのを止められて辞められないなどの印象があり、不安です。
退職を希望すればすぐに辞められるのでしょうか?

回答

結論から言いますと、退職を申し出てすぐに辞めることはできません。
ただし、手順を踏んで辞めることはできます。
これは一般の会社・企業でも同じです。
退職を希望しているのにいつまで経っても辞められないようなことにはなりません。

円満に退職する方法や手順については以下の特集を参考にしてください。
風俗も円満退職が基本!いいことだらけの処世術

前提として退職の意思表示をしてから実際に辞めるまでの期間はそれぞれ就業規則で定められているはずですので、それに従うことになります。
これは風俗業界に限らずほとんどの仕事でおよそ1ヶ月ほどとなっています。
どうしてもという事情がある場合には民法627条により退職の意思表示から2週間で辞めることが可能ですが、円満に退職を進めるためにも本当にどうしてもというときのみ活用しましょう。

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引継ぎにはおよそ1ヶ月掛かる

なぜ法律では2週間と決められているのに就業規則ではそれ以上の期間を定めていることが多いのか?
それは現場の負担を減らすためです。
辞めるスタッフの後任を決めたり、または新しく雇ったり、仕事の引継ぎなどを一通り済ませるためには2週間では短く、だいたい1ヶ月くらいは掛かるというわけですね。

その他、円満に辞めるためにできること

・時期を見計らう
忙しい時期、これから人手が必要になるというタイミングでの退職はお店の負担が大きくなります。
よほどの事情がある場合を除いて、繁忙期と重なる退職は避けましょう。
風俗業界の繁忙期は7〜8月頃と12〜1月頃です。
逆に手の空きやすい閑散期(2〜3月頃、9〜11月頃)であればスムーズに退職の手続きを進めることができるでしょう。

・退職の意思をできるだけ早めに伝える
就業規則にとらわれず、できるだけ早めに伝えておくというのもひとつのポイントです。
役職や仕事内容によっては後任を見つけにくいこともありますので、余裕を持って引継ぎなどを行えるほうが負担が少なく済みます。
日程の調整なども容易になりますので、よりスムーズに退職できてお互いに得です。

絶対NGの退職・辞め方

・無断退店
いわゆる"飛ぶ"という行為です。
突然連絡が取れなくなると安否の確認なども必要になってきますので、お店の負担が非常に大きくなります。

・お店の女の子と関係を持つ
女の子はお店にとって大切な商品です。
売り上げを上げる女の子と駆け落ち同然に辞めるとお店としては大損害ですので絶対にやめましょう。

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