風俗嬢のセカンドキャリアは支援すべき?

2016/5/20

先日、yahooニュースに『風俗からの卒業を支援 「40歳の壁」前に次の道へ』という記事が紹介されていました。
内容は、
"都内デリヘル歴4年の27歳女性が風俗店で働く女性の「セカンドキャリア」を支援する一般社団法人「Grow As People」の支援を受けてIT知識やビジネスメールの書き方などを覚え、風俗業界からの卒業を目指す"
というものです。
風俗業界で稼げている女性でも収入が落ちる40歳という壁に対し、お店側ができることはなにがあるでしょうか?

セカンドキャリア支援のふたつの意味とその内容


一般にセカンドキャリア支援といった場合、
1.プロスポーツ選手の引退後、子育てを終えた女性、定年退職後のセカンドライフ時の就職支援
2.会社が人員整理の為に退職金を上乗せして退職を推奨(勧告)する制度
以上のふたつの意味があります。
一般的なセカンドキャリア支援の内容は、上記1の場合ハローワークなどで利用できる就職・転職の相談や職業訓練、インターンシップなどがそれに当たります。
上記2の場合は系列の勤務先へ転勤を推奨したり、再就職先を探して推薦したりという支援を行います。

Grow As People(通称GAP)が行う支援活動の内容


・デザインの仕事やイベントコーディネートの仕事、映画のプロモーションなど、GAPの「収益事業」に参加してもらい、「学び」になる場をたくさん提供するセカンドキャリア支援。
・現役風俗嬢へのリアルなインタビューを行って発表したり、風俗嬢と同世代の女性限定の女子会ツアーを企画することで不透明な業界のイメージを無くす社会に向けた情報発信。
などの活動を行っています。

風俗店が行えるセカンドキャリア支援


大きなグループであれば系列のお店への再就職を支援することも可能ですが、それほど大きなグループではない場合は再就職に役立つ資格取得系の情報冊子をキャストの待機場所に置いてみたり、資格取得費用を負担したりするのが良いでしょう。


求人広告で誰もが注目するのは給与額ですが、風俗業界はほぼ確実に高収入を謳っているので広告の内容に差が付きにくいという現状があります。
そこで、求人広告にセカンドキャリアを支援するという売り文句を記すことで他の求人と差別化することができますし、将来の不安が少なくなることで風俗業界で働く意思を後押しし、キャストが長く働いてくれるキッカケにもなりそうです。
できる範囲でセカンドキャリア支援は行ったほうが良いと言えるでしょう。